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製品製造
検査・出荷
鋳造とは、作りたい形と同じ形の空洞部を持つ型に、溶けた金属を流し込み、それを冷やして固める加工法です。鋳造でできた製品を鋳物と呼びます。
私たちは日頃,数多くの鋳物に囲まれて生活しています。身近なところでは、道路にあるマンホールの蓋や下水道の蓋、街路灯、街路樹の根元カバー、門扉、塀、郵便ポスト、消火栓等いろいろなところに使われています。車のエンジンも鋳物でできています。また、大きいものでは、銅像、記念碑、燈籠、お寺の梵鐘、奈良東大寺の大仏も鋳物で造られています。
ご要望に応じた工程内容を
ご提供させていただきます。
お客様より受注した製品の図面を基に適正な方案を検討し、鋳型の基となる木型を製作します。
型枠と木型の間に砂を押し込めます。砂を固めたあと、型枠から木型を引き抜きます。この木型を引き抜いたあとの空間に溶湯を流し固めることで鋳物が完成します。
鋳型には上型と下型があり、2つを合わせて1つの鋳型になります。製品の形状によっては中子なども組込み、鋳型を造型します。
お客様の要求品質に合わせて配合した原材料を溶解炉に入れ、電気の力で原材料を溶かします。
溶湯を鋳型に流し入れ冷やし固めます。
冷えて固まった鋳物を鋳型から取り出します。
鋳型を崩して鋳物を取出し、表面に付着・残留した砂を取り除きます。また、製品にならない部分(湯口、押湯など)を鋳物から切断し、除去します。
鋳物を所定の寸法や形状に加工します。
必要により適正な熱処理を施し、硬度や靭性などの機械特性を向上させます。
外観や機械特性など、お客様の要求品質を満たしているか有資格者が検査します。
完成した製品をお客様の元へお届けします。
品質第一をモットーに、
高い信頼性とともに保証いたします。
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